介護職

心温まる学びと感謝に包まれ、医療の知識を深める奥深い仕事です。

介護職は年齢、性別を問わず働くことでき、キャリアアップすることができます。特に介護職に就いていないと得られないこともあり、人の温かみ、ありがたい言葉、感謝の気持ちをいただけるのもとても大きな魅力だと思います。高齢者の方から学べることも多くあり、医療的な知識も増え、とても奥が深い仕事です。
時間をうまく利用できるのも介護職の一つだと思います。24時間体制の介護施設には、早番・日勤・遅番・夜勤があり、特に夜勤に関しては、入り、明けともに自由な時間が取れるためとても有効に使えると思います。 仕事のオンとオフの切り替えが上手にできるようになり、休日も充実したリフレッシュができると思います。 介護職だけではなく、看護師、ケアマネジャー、相談員、リハビリとチームで働くので、色々な職種の方と携わることができるので、とても楽しいです。

求める人材

健康で人と接することが好きで、あいさつができる方。
いつでも変わらない明るい笑顔で声かけ、コミュニケーションをとっていただける方。
人を思う気持ち、優しさ、温かさがあれば大丈夫です。

介護職の仕事内容

食事介助、入浴介助、排泄介助、更衣介助、体位変換、移動介助、服薬介助など、生活を送るうえで、それぞれの心身の状態に応じて行なっております。
施設では、レクレーションを行い楽しんでいただく場を提供することも重要な仕事になります。

ここがポイント!

介護の仕事には、年齢や性別のハンディがないこと。
経験を積み、資格取得を目指すことができ、給料アップにもつながります。

仕事の流れ

早番(7:00~15:35)

  • 出勤、お茶等を運ぶ、申し送り確認、昼食薬チェック
  • 朝食配膳、配薬、食介、口腔ケア、片付け
  • 排泄介助、テーブル拭き、床掃除
  • 記録、昼のお茶配り
  • オムツ使用者のパット交換、離床介助
  • 昼の点眼、昼の検温、排便チェック
  • 遅番から申し送りの確認、昼食配膳
  • 昼休憩(45分)
  • 次に休憩に入る人の業務引継ぎ
  • テーブル拭き、床掃除、口腔ケア等、記録、排泄介助、トイレ誘導
  • オムツパット交換、おやつ配膳、離床介助
  • 排泄介助、トイレ誘導
  • おやつ下膳
  • 退勤

日勤(8:45~17:20)

  • 出勤、朝礼、申し送り
  • フロアへ申し送り
  • 入浴開始、リネン交換、排泄介助
  • 再検者バイタル測定
  • 点眼・食事準備(お茶を配る・エプロン準備・配膳)・服薬準備
  • 昼休憩(45分)
  • 再検者バイタル測定、入浴開始、リネン交換・排泄介助
  • おやつ(食事介助)
  • バイタル再検報告
    点眼・食事準備(お茶を配る・エプロン準備・配膳)・服薬準備
  • 退勤

遅番(11:25~20:00)

  • 出勤、申し送り(夕・就寝薬チェック)、昼食配膳
  • 配薬、食介、口腔ケア、排泄介助
  • 昼休憩(45分)
  • 入浴介助へ行く職員の業務引継ぎ
  • レクリエーション等
  • 早番業務引継ぎ
  • 口腔ケア、おしぼり、エプロン等セット
  • 点眼、離床介助
  • 夕食配膳、配薬、口腔ケア、下膳
  • 排泄、就寝介助(ウロバック内の尿量のチェック)
  • フロア掃除(テーブル拭き、床モップ掃除)
  • 記録
  • ラウンド・消灯、ゴミ捨て、退勤

夜勤(17:15~9:15)

  • 出勤、日勤業務申し送り
  • 夕食配膳、配薬、口腔ケア、夕食下膳
  • 口腔ケア、ペットボトル、入れ歯洗浄、消毒バケツ取り替え
  • 体調不良者や熱発者の再検
  • 排泄介助、巡視、記録
  • 体調不良者や熱発者の再検
  • ラウンド、尿破棄(一日のトータル量記入)、体位変換、記録
  • 体調不良者や熱発者の再検
  • 排泄介助、巡視、記録
  • 排泄介助、巡視、記録
  • 検温
  • 起床介助、顔拭き、点眼
  • トイレ、尿破棄(ウロバック)
  • 朝食配膳
  • 退勤

キャリア

キャリアパス研修を行なっています。
経験年数や資格の有無に応じた研修になります。
その他にも委員会があり、勉強会や外部からの講師による研修などがあります。
看護師、ケアマネジャー、相談員、リハビリとチームで情報共有しスキルアップをしています。

職員インタビュー

M.Iさん

入社のきっかけは?

介護職に就いて十数年、現在は「輝明生苑しのざき」で主任として働いています。
介護職に就いた当初は子どもがまだ小さかったため、正直家庭との両立がむずかしいのではないかという周りの目がありましたが、介護や医療に興味があったこと、いずれ自立し安定した職に就きたいという気持ちがありました。そこで家庭との両立も考えて、最初から夜勤専従という方法を選び仕事を続け、家族や施設のスタッフの協力もあり、現在に至ります。

現在の主なお仕事内容は?

介護職というと、食事介助、排泄介助、身体介助というイメージが強いと思うのですが、当施設はレクリエーション活動を大事にしていており、毎月1回はイベントを企画しています。入居者様はもちろん、職員も一緒に楽しんでいます。私のなかでもこのレクリエーション活動は一番大切な仕事だと感じているぐらい、力を入れている取り組みです。イベント企画を一緒に作り上げることが好きな方は向いているかと思いますので、興味がある方はぜひ見学にいらしてください。

お仕事の中で意識していることは?

私が毎日の仕事で意識していることは、「入居者様をよく見る」ということです。食事中や会話中に入居者様が下を向いていたり、笑顔が少なかったりしたときは、今日はどうしたのだろう、元気がないかもと考え、必ず声掛けをして入居者様の小さな変化、体調の変化に気づけるようにしています。入居者様一人ひとりとゆっくり話しすることはなかなか難しいですが、小さなことでも気づくために挨拶は必ず行うように心がけています。

求職者へのメッセージ

介護職に就いてから、さまざまな出会いがありました。私は毎日、病気等で生活が困難になった入居者様の日常を、ほんの少しだけお手伝いさせていただいているという気持ちで働いています。入居者様には最期の一瞬まで幸せだったなと思ってもらえるように、またご家族様の思いにも寄り添いながら、少しでも自分の力が助けになれば嬉しいです。かつて「ここで過ごせて幸せだった、ありがとう!」と声をかけてくださった方のその言葉は、いまでも私の支えとなっています。その言葉をこれからも大事にして、悔いの残らない介護をしていきたいと思っています。これからも一日一日を大切にして、入居者様が笑顔で過ごせるように、私なりに工夫して介護をしていければと思っています。