活動報告(第36回日本整形外科超音波学会)

202571112日に第36回日本整形外科超音波学会が沖縄で開催されました。

当院からは医師1名、理学療法士8名が参加しました。

 

発表者と演題名は以下の通りです。

・藤原 侑士PT

頸椎椎弓形成術術後患者における嚥下機能の術前後の変化 ~超音波診断装置を用いた評価~

 

・坂井 怜PT

超音波画像装置を用いた仙腸関節可動域測定の信頼性

 

・松崎 祐太郎PT

健常男性における腰椎硬性コルセット着用が及ぼす腹筋収縮形態の影響

 

・齋藤 聖斗PT

膝蓋下脂肪体に対するモビライゼーションにより膝痛が改善したTKA術後患者の一症例

~評価にpatellar tendon–tibial angleを用いた検討~

 

・露口 拓海PT

腰椎側方椎体間固定術後患者における神経筋電気刺激下でのドローインが腹横筋収縮率に与える影響

~ケースシリーズによる検討~

 

・蟹江 巌PT

腰椎椎体間固定術後患における超音波診断装置を用いた体幹伸展筋群の収縮率と腰痛の関連性

 

・佐々木 哲也PT

上殿皮神経に対する超音波ガイド下厚変動操作により殿部痛の改善を認めた腰椎椎体間固定術後患者二症例

 

・清水 鴻PT

慢性腰痛患者における股関節内転運動を伴う最大腹部制限運動は腹横筋の収縮率を向上させる

 

 

 

本学会はは超音波診断装置を用いた手術手技や評価の検討、超音波ガイド下リハビリテーションの検討など、医師とリハビリテーション職が集う学会です。

近年、超音波診断装置を用いた治療評価やリハビリテーションが普及さている中で、今回の学会では新たな超音波の可能性を感じる知見に多く触れることができました。

 

今回得た知見や経験を元に、日々の臨床でより正確な評価・治療の提供につなげていきたいと思います。