近年リハビリテーション医学は急速な進歩を遂げ、益々その重要性が指摘されています。当病院は、東京都内にある急性期治療後の回復期リハビリテーションの専門病院です。136床のすべてが回復期リハビリ病床で、休日リハビリ診療体制をとっており、365日毎日のリハビリが受けられます。
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、頭部外傷などによって起こる片麻痺、言語障害、嚥下障害、高次脳機能障害などに対してのみならず、脊髄・脊椎疾患、骨折や人工関節置換術などの手術後の運動器疾患に対しても十分なリハビリを行っております。
当院のリハビリテーションでは、各専門分野のスタッフが協力し合い、情報の共有とともに集中的リハビリを行い、機能回復による家庭復帰、社会復帰を目指すことを目標としています。
平成24年12月より、当院では摂食機能検査(嚥下造影検査、内視鏡検査)の設備・体制を整えました。自立への第一歩は口から摂取する食事も重要です。経鼻経管栄養や胃瘻から経口摂取に移行する際に、当検査によって、食物の嚥下機能について直接的に病状を確認することができるため、的確な判断と対応策が検討できるようになりました。
当院の入院中にたとえ病状の急変があっても、当院関連グループの急性期病院が近隣にあり、迅速、かつ適切な医療が可能でありますので安心です。さらに、当院退院後の維持期リハビリテーションについても、当院関連の施設によるリハビリの利用も可能であり、訪問リハビリなどの連続的な治療体制も整えております。
院長 宮上 光祐
1965年 | 日本大学医学部 卒業 |
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1966年 | 日本大学医学部脳神経外科入局(日本大学医学部大学院入学) |
1974年 | 日本大学医学部 講師 |
1981〜1983年 | 米国 国立衛生研究所(NIH) NINCDS, Surgical Neurology Branch 留学 |
1992年 | 日本大学医学部脳神経外科 助教授 駿河台日本大学病院 脳神経外科部長 |
2003年 | 日本大学医学部脳神経外科 教授 |
2008年 | 苑田会竹の塚脳神経リハビリテーション病院 院長 |