回復期リハビリテーションを必要とする患者さんの栄養状態を良好に保つ為、栄養科のスタッフは日々の業務を行っています。
医食同源の意を大切に各職種が協力して「食」について追及しており、リハビリを行いながら回復していく患者様の体を食事の面から支えています。当院は回復期入院料Ⅰを取得し、栄養委員会、栄養回診を行っており、各病棟専任の管理栄養士は入院されている全患者様の栄養状態を管理しています。入院時より適切な栄養、食形態の選択、1日の必要エネルギー量などの対応について主治医、看護師、言語聴覚士などと相談の上決定しています。
患者様の栄養状態の良し悪しがリハビリ効果を左右する事を念頭におき、経腸栄養剤や補助食品の種類の選択、投与量の確認、お食事が思うように摂取出来ない患者様の個人対応等を行っています。栄養状態の改善を目的とした毎月の栄養回診は、医師と看護師、言語聴覚士などのコメディカルと共同で行い、栄養状態の悪い患者様の対応策を検討しています。
また、退院後の食生活に不安や注意の必要がある患者様やご家族には栄養指導も行っております。
スタッフ15名で患者様の1日3食の食事提供と栄養管理を行っています。
定期的に行われる院内勉強会への参加はもちろんのこと、興味のある院外の勉強会や研修へも必要に応じて参加が可能です。知識の習得や業務実践へ向けて基礎的なことから専門的なことまで力をつける事が出来ます。