リハビリテーション【Rehabilitation】とは、ラテン語の【rehabilitare】が語源となっており、【再び(re)人間らしい状態にする(habilitare)】というのが本来の意味です。障害をもった方が可能な限りもとの社会生活をとりもどすことを意味します。当院のリハビリテーション科では、理学療法士、作業療法士が他の職種と連携し、患者様の社会復帰に向けた支援を行っています。
当院では重度の意識障害者、重度の肢体不自由者、神経難病患者の方が多く入院されています。リハビリテーションスタッフは、脳卒中・神経難病・呼吸器疾患などのリハビリテーションを得意としています。
通所リハビリでは、加齢や病気の後遺症により体の運動機能が低下した利用者様が多くお見えになります。その運動機能を回復させ、歩行や日常生活動作を改善させます。
体が弱った方は普段、無意識に行っていた呼吸が十分にできず、息苦しさを感じ体に酸素が行き渡りません。リハビリテーションでは、呼吸の際に使う筋肉などをトレーニングし、呼吸をスムーズにします。意識に障害があると昏睡状態や眠りがちになったり、会話や考えが混乱したり、集中力を欠いたり、明瞭に思考できない状態になります。リハビリテーションでは、車椅子乗車などで身体活動量を保ち、意識状態の改善を図ります。
体の運動機能が低下した患者様に対して、身体機能(筋力や関節可動域)の維持・回復を図り、起き上がりや歩行動作を改善させます。また、日常生活に必要な活動(食事・整容・更衣・トイレなど)の具体的な動作の練習を行っています。
理学療法士・作業療法士の専門スタッフが亜急性期から維持期のリハビリテーションを行っています。能力の維持・改善だけではなく、日常生活活動の向上や認知機能などの高次脳機能障害に対しても力を入れリハビリを行っています。
当院で行う通所リハビリテーションは、病院内で理学療法士または作業療法士が行う、1〜2時間未満の短時間型個別リハビリテーションです。入浴や食事のサービスは行っておりません。
営業日 | 月曜日から金曜日(祝日は除く) |
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利用時間 | ①10:00~11:30 ②13:30~15:00 |
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