当院は「地域の方々に、かかりつけ医として愛される」を理念に、24時間365日かかりつけの患者様を受け入れる地域密着型ケアミックス病院です。私達看護師は、地域の方々に信頼される看護を目指し、いつも優しい心で一人一人の患者様に寄り添えるような看護が提供できるように心がけております。
また病院機能として、外来だけでなく施設への訪問診療や一般病棟、地域包括ケア病棟、回復期リハビリテーション病棟と機能の違う3つの病棟を有した158床の病院です。急性期から回復期へ移行された患者様が、治療やリハビリを行った後どのように退院していくかを見届けることができるのが一番の特徴です。最寄り駅から徒歩1分と近く通勤に便利な環境のため、20歳代~ベテランまで幅広い年齢層の看護師がみんなで協力しながら活躍しています。
湖街ホスピタル
看護部長 宮下 君子
湖街ホスピタル及び看護部の理念や方針を理解し、看護の専門職として常に学習し続け、主体的に看護実践できる人材を育成する。
病棟名 | 病床数 | 看護体制 |
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地域包括ケア病棟 | 47床 | 13:1 |
一般病棟 | 55床 | 10:1 急性期一般入院料4 |
回復期リハビリテーション病棟 | 56床 | 15:1 |
公休10日/月
シフト | 勤務時間 |
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二交代勤務 | 〈日勤〉8時45分~17時20分 〈夜勤〉16時30分~9時20分 ※一部 早番・遅番勤務あり |
通常の外来診療や健康診断だけでなく、関連施設への訪問診療・訪問看護、外来化学療法を行うほか、内視鏡室では上部・下部の内視鏡検査、PEG造設、ERCPやESDなどの治療も行っているため、多岐にわたる処置・検査・診療の介助に携わっています。そのため外来看護師は病院の第一印象になるという自覚を持ち、安心・安全に外来受診ができるよう各部門と連携をとりながら、患者様や家族に寄り添う看護を行っています。
外来や関連施設、地域のクリニックや病院(グループ病院)から紹介により緊急入院される方が多く、集中的に検査・治療を必要とする時期から病状が安定してくる時期まで患者様の看護を提供している病棟です。ご高齢の方に多い誤嚥性肺炎や尿路感染などの内科的治療、がんや胆石、鼠経ヘルニアなど腹腔鏡手術を主とした外科的治療などを行っています。
ご高齢の患者様は、経管栄養や食事介助、清潔保持などの身体的ケアが必要な方が多く、手術患者様は術前術後の看護も学ぶことができます。治療が終え自宅退院できる方ばかりではなく、特にご高齢の方はリハビリや退院後の環境調整の必要な方もいらっしゃるため、リハビリスタッフや医療相談員など多職種とカンファレンスを行い、患者背景を踏まえた転棟(回復期リハビリテーション病棟や地域包括ケア病棟)される患者様もいるため、他病棟との連携が多い病棟です。
急性期の治療を終え在宅復帰に向けた医療や看護、リハビリテーションを行いながら退院支援が必要な方、施設やご自宅で療養中に治療が必要になった方が入院する病棟です。入院期間は最長60日が原則とされています。また、介護者などの一時的な事情により入院が必要な方の「レスパイト入院」も受け入れています。医療相談員やリハビリスタッフ、介護施設職員などとの連携が必要な病棟です。
点滴や採血、注射といった医療行為の機会はほかの病棟よりも少ないですが、患者様の身体管理や療養上の心のケアだけでなく、リハビリテーションを中心とした食事、着替え、歯磨きや入浴、排せつ、身だしなみなど日常的な動作をサポートしています。疾患によって決められた入院期間内にADL(日常生活動作)の改善及び、自宅や社会への復帰を支援するため多職種カンファレンスを定期的に開催しています。リハビリスタッフや医療相談員、管理栄養士など多職種と連携が必要な病棟です。