湖街ホスピタルの前身は越谷市赤山町にて地域医療を提供していた十全病院です。
この度、令和6年2月1日 越谷レイクタウン駅前に新築移転し一般診療に加え回復期の機能を追加致しました。以前より当院が担っていた中等症の患者様を受け入れる役割をパワーアップさせ、現在の湖街ホスピタルにて継承していきます。そのため当院の病床機能は一般病棟・地域包括ケア病棟・回復期リハビリテーション病棟と3種類あり、幅広い患者様を受け入れる機能を持ちました。また、その機能を活かすため地域開業医の先生方との病診連携をはじめ、大学病院や総合病院との病病連携にも注力し「顔が見える関係」を構築しています。医療機関同士だけでなく病院理念である「地域の方々に、かかりつけ医として愛される病院」を目指して引き続き努力して参ります。
また、当院に勤務する医師は高い専門性を持ちながらも幅広い知識や経験を有しており、複数の疾患をお持ちの患者様にも柔軟に対応することが可能です。日頃から大切な患者様を紹介してくださる多くの先生方のご期待にできる限りお応えするのが私たちの使命と考えております。今回の移転にて消化器系の常勤医師を増員し、これまで以上に内視鏡や腹腔鏡を使った手術や処置が可能となりました。その一方、ご自宅で介護されている方が疲れた時や介護の体制を整えたい時など、一時的に患者様をお預かりするレスパイト入院も受け入れております。専門的な外来や病棟はありませんが、どの様な場面でも患者様が安心して快適な状態になれるよう職員一同意識して行動し、湖街ホスピタルがあるから安心できると思っていただける医療を提供して参ります。
最後に、当院は苑田会グループに所属しており急性期病院からリハビリ専門病院、介護老人保健施設などを有しておりグループメリットも存分に活かしています。当院を含め苑田会グループ各施設へのご支援下さいますよう、宜しくお願い申し上げます。
湖街ホスピタル
院長 林 一郎