脳卒中後の麻痺等により立ったり、歩いたりする事が困難になった際に装具で補助して行う事で回復を助長させる目的で行います。当院には練習を行うための装具を取り揃えていますが、必要な方には義肢装具士によりオーダーメイドの装具を作製しています。
ゲイトジャッジシステムは、患者様の歩行を客観的かつ簡単に評価できる歩行分析計です。タブレットで筋肉の力の入り方などを目で確認しながらの歩行練習を行うことで、リアルタイムでの歩行状況の確認ができ、一人ひとりに合ったリハビリテーションプログラムの組み立てにも活かせるメリットがあります。
免荷装置を使用し安全な環境下で、免荷量の調整し個々の患者様に合わせた負荷量での歩行練習が可能となります。重症な方で介助での歩行練習が難しい方でも免荷装置を活用し入院早期より、積極的な歩行練習を実施していきます。
6階リハビリ室のベランダにはスロープや階段を設置した練習場があります。応用的な歩行練習や車椅子駆動や車椅子介助の練習が可能です。見晴らしの良い練習場で、気持ちが良い中でリハビリテーションを提供しています。