子宮頸癌の放射線治療
子宮頸癌とは
子宮癌には頸癌と体癌があり、昔は頸癌が多かったのですが、体癌も増加しています。それぞれ異なった性格で発症しやすい年令も治療法も異なりますが、体癌の初回治療には放射線治療は行われません。
日本では子宮頸癌に対し手術が一般的に行われますが、欧米では放射線治療が主流です。このため日本の治療ガイドラインは欧米のものと若干異なります。
放射線治療(同時化学放射線療法)
外部照射と子宮および膣内から照射する腔内照射の両方を用い、さらに毎週1回の抗がん剤を併用します。このため入院が必要となります。
この部位の放射線治療は、下痢などの消化器の副作用が強くなりますので、入院しての管理を要することがあります。
子宮頸癌の照射範囲
齋藤勉、関口建次 他 著
ベストエビデンス放射線治療(金原出版株式会社)より抜粋
子宮頸癌の治療施設
入院治療となりますので病床を持たず、腔内照射の設備がない当院では治療が困難です。
抗がん剤を使った放射線療法の場合は、がんセンターや癌をよく扱っている大学病院など、豊富な経験がある施設での治療をお勧めします。