高齢者の癌の放射線治療

高齢者の癌の特徴

日本は世界に先駆けて高齢化社会が到来しています。発がん因子は多数ありますが、高齢になることが最大の発がん因子なのです。そして高齢になるほど病気は癌だけという方は稀で、多くの方が、高血圧・糖尿病・心臓病や脳梗塞などの持病を抱えています。

標準治療と高齢者治療のギャップ

癌治療の臨床試験は、他に重大な疾患を持たない比較的若い癌患者を対象に行われます。したがって、臨床試験から得られた治療結果(エビデンス)は、高齢者の治療には不適切なこともあります。成人と同じ治療を受けてかえって寿命を縮めたり、寝たきりになって生活の質を落とすこともあります。このように標準治療の知識だけでは、最適・最良の治療を提供できません。

高齢者における治療目標と生活の質

高齢者になるほど残された時間が短いわけですから、痛みから解放され、質の高い生活を維持することがとても重要となります。こういった治療が最適・最良の治療となることもあります。

当院の医療体制と放射線治療

当院では30年以上の経験を持つ常勤の放射線治療専門医が2名、勤務しています。がん治療のエビデンスを踏まえつつ、個々の患者さまの状態に応じて、高精度放射線治療から緩和治療まで幅広く、質の高い、体に優しい放射線治療を提供しています。

放射線治療の流れ

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