病院指標

令和6年度 苑田第一病院 病院指標

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
  4. 転倒・転落発生率
  5. 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
  6. 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
  7. d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
  8. 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
  9. 身体的拘束の実施率

年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 28 71 84 191 440 542 1045 1429 478
令和6年6月1日から令和7年5月31日までに、当院を退院された年齢別患者数を集計しています。 入院患者様は70歳以上が多く全体の約68%を占めています。当院は、開設以来一貫して急性期医療を行い「24時間365日断らない医療」をモットーに、東京都指定二次救急医療機関としてその役割を担って参りました。平成21年には区東北部二次保健医療圈(足立区・荒川区・葛飾区)における、地域救急医療センターにも指定されております。
入院医療におきましては、入院病床全てが急性期病床であり、ハイケアユニット(HCU)20床、脳卒中ケアユニット(SCU)6床を設け、確かな技術と優れた設備で高度な医療の提供に努めております。脳神経外科領域につきましては、日本脳卒中学会より「一次脳卒中センター コア施設」としての評価をいただき城東、埼玉県南部の要の存在を担っております。また、平成25年には災害拠点病院に指定され、今後起こりうるであろう災害に対し地域皆様のお役に立てるよう、災害医療への取組を開始しております。災害時迅速に対応するため地域の医療機関と連携して災害訓練の実施、DMAT(厚生労働省災害派遣医療チーム)の育成、及び病院救急車の導入を行っております。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx99xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 手術なし 57 1.25 2.95 1.75 65.70
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 50 2.08 2.57 0.00 68.08
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 47 12.47 13.66 29.79 80.32
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 41 15.59 16.40 31.71 85.56
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 28 18.57 20.78 42.86 81.79
内科では大腸ポリープ等による検査入院と内視鏡的に切除を行う入院が多くを占めております。多くは1泊2日程度の入院期間で、検査入院に関してましては日帰り入院も行っております。消化器疾患のほかにも、肺炎や腎不全など、様々な疾患に対する入院加療を行っております。

循環器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 161 14.93 16.40 26.09 85.21
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 116 15.09 17.33 24.14 82.32
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 71 18.13 20.78 36.62 82.92
050030xx03000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 62 8.63 11.37 6.45 67.81
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 60 2.75 3.07 3.33 74.63
循環器内科では、肺炎の患者様が一番多く、次に心不全の入院が多くなっております。その他、心房細動に対するアブレーション手術やペースぺーカー移植術、急性心筋梗塞や狭心症に対する経皮的冠動脈ステント留置術や形成術も行っております。循環器疾患は、急性心筋梗塞、重症不整脈など緊急対応が必要な治療があります。当院では、緊急の症例に関して循環器専門医が24時間365日対応出来る体制を整えています。

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060xx99x40x 脳梗塞 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 126 11.87 16.89 16.67 72.87
010060xx99x20x 脳梗塞 手術なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし 52 14.42 16.94 28.85 78.17
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 43 6.60 7.99 25.58 77.23
010230xx99x30x てんかん 手術なし 手術・処置等23あり 定義副傷病なし 34 8.53 12.42 17.65 75.21
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 33 14.94 18.68 48.48 71.48
脳神経外科では、脳卒中の急性期病変、特に脳梗塞が多くなっています。 また、救急搬送を多く受け入れしているため外傷の入院も多くなっております。
脳神経外科は脳卒中などの脳血管障害疾患に重点を置き24時間365日体制で治療にあたっています。また、急性期を過ぎ状態が安定してからは、系列のリハビリテーション病院と連携し、シームレスに回復期リハビリテーションに移行し、一日でも早い社会復帰へのお手伝いを行っております。

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 64 6.56 4.54 1.56 73.42
060335xx0200xx 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 60 8.35 7.05 1.67 62.98
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 56 7.13 7.60 3.57 67.39
060190xx99x0xx 虚血性腸炎 手術なし 手術・処置等2なし 40 9.35 8.51 0.00 66.78
060102xx97xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 その他の手術あり 39 12.79 10.96 10.26 80.49
外科では、鼠径ヘルニアに対する手術を行った入院が多く、次に胆嚢炎に対する胆嚢摘出術を行った入院が多くなっております。その他、大腸憩室出血等の憩室性疾患、大腸癌に対する化学療法、腸閉塞の治療を目的とした入院が多くなっております。外科は食道、胃、大腸から肝胆膵領域までの領域の治療を提供しております。傷の小さい低浸襲治療(腹腔鏡下手術)や化学療法の導入を行っています。また、救急受診の患者様につきましては「救急科」および当直医との連携を密にし、24時間体制での対応を心掛けています。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx02xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 50 13.52 25.29 40.00 83.80
160760xx01xxxx 前腕の骨折 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨等 46 5.20 5.95 0.00 67.00
160835xx01xx0x 下腿足関節周辺の骨折 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨等 定義副傷病なし 26 13.00 19.57 11.54 46.46
070210xx01xxxx 下肢の変形 骨切り術 前腕、下腿等 23 17.65 20.77 8.70 67.48
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 20 13.05 18.76 0.00 71.45
整形外科では、外傷の入院が多くを占めています。高齢の患者様が多いため大腿骨頚部骨折・転子部骨折で手術をされる症例が多くを占めております。
また、令和4年6月より外反母趾の治療(足関節・足部の骨折)を開始致しました。保存治療と手術治療どちらも積極的な医療を提供しております。

心臓血管外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx0101xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 19 18.47 21.11 0.00 69.26
050080xx0101xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 20.84
050163xx02x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等 手術・処置等21あり 18.74
050050xx0111xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等11,2あり 手術・処置等21あり 26.24
050161xx9900xx 大動脈解離 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 16.32
心臓血管外科では、狭心症に対する冠動脈、大動脈パイパス移植術を行っております。
患者数が10件未満の項目については、「令和 6 年度 病院情報の公表の集計条件」に基づき、ハイフン表示となっております。

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 33 3.18 2.45 0.00 72.79
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 定義副傷病なし 19 5.05 5.16 0.00 62.00
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2なし 18 10.78 6.81 11.11 74.72
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 10 8.90 7.77 0.00 75.50
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 10 12.90 13.66 20.00 71.90
泌尿器科では、前立腺癌が疑わしい場合に行う前立腺生検を目的とした入院と尿路結石に対する手術を目的とした入院がが多くを占めています。
泌尿器疾患として頻尿症状を呈する前立腺肥大症や過活動膀胱、また急な背部痛などを呈する尿路結石症などがあります。内服のみで対応可能なこともありますが、保存的加療のみでの対応が難しい場合には、外科的治療を行うこともあります。尿路結石症と前立腺肥大症に対し低侵襲な内視鏡治療を積極的に提供しております。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 72 1 7
大腸癌 12 24 19 166 1 7
乳癌 11 1 7
肺癌
肝癌
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
当院では、大腸癌での入院が多くなっています。 再発の患者数は入退院を繰り返して化学療法を行っている場合は集計上再発扱いとなるため、人数が多くなっております。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 10 8.30 57.20
中等症 99 16.20 77.78
重症 81 17.96 84.68
超重症 53 15.25 82.85
不明
成人市中肺炎の患者数を重症度別に集計したものです。 当院では、大きな差はございませんが重症の患者様がもっとも多くなっております。 重症度が高くなると平均年齢も上がっていることがわかります。

脳梗塞の患者数等

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発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 257 15.42 77.04 25.29
その他 4 15.75 72.75 0.77
当院では脳梗塞のほとんどが発症から3日以内となっています。 平均年齢も77.04歳と高齢になっています。急性期治療後、リハビリ継続のため系列の回復期リハビリテーション病院への転院が多く、転院率が25.29%となっています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 56 0.50 1.29 1.79 68.66
K654 内視鏡的消化管止血術 22 4.27 15.32 22.73 77.09
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術 内シャント造設術 単純なもの
K722 小腸結腸内視鏡的止血術
K682-2 経皮的胆管ドレナージ術
内科は、大腸ポリープに対する内視鏡的切除術が多く実施されております。原則1泊2日の入院となります。その他、大腸憩室出血などの消化管出血に対する内視鏡的消化管止血術も行われております。
患者数が10件未満の項目については、「令和 7 年度 病院情報の公表の集計条件」に基づき、ハイフン表示となっております。

循環器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの 47 0.11 7.28 8.51 71.55
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 43 1.53 1.81 0.00 69.05
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術 心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの 41 1.07 2.37 0.00 71.51
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの 34 0.00 7.76 2.94 67.15
K5973 ペースメーカー移植術 リードレスペースメーカーの場合 18 1.11 8.67 22.22 88.28
循環器内科では、急性心筋梗塞や狭心症などに対する経皮的冠動脈ステント留置術が最も多く実施されおり、次に心房細動などでの経皮的カテーテル心筋焼灼術が多く実施されております。その他、ペースメーカーの移植術も行っております。これらに関しては、緊急でカテーテル治療を行う体制も整えているため、術前日数も短くなっております。

脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 41 0.46 11.83 26.83 79.90
K178-4 経皮的脳血栓回収術 26 0.08 16.54 26.92 83.65
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 13 4.77 5.62 7.69 75.08
K1781 脳血管内手術 1箇所 11 1.18 22.91 36.36 64.09
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所
脳神経外科では、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術が最も多く実施されております。救急搬送を多く受け入れていることもあり、平均術前日数が短くなっております。
その他、脳出血や急性硬膜下血腫等に対する血栓回収術や血腫除去術も行っており、急性期疾患については術後リハビリを多くするため、リハビリ病院へ転院されます。

外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 94 2.23 7.06 2.13 64.17
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 70 3.49 5.64 5.71 72.11
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 50 1.44 4.00 2.00 70.62
K654 内視鏡的消化管止血術 40 0.95 17.20 15.00 74.70
K718-22 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴うもの 35 0.54 5.89 0.00 47.31
外科では、胆嚢炎などに対する腹腔鏡下による胆嚢摘出術が最も多く実施されており、次に内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多く実施されております。
その他、各種低侵襲治療 腹腔鏡下による鼠径ヘルニア手術、出血性胃潰瘍や大腸憩室出血などの消化管出血に対する内視鏡下消化管止血術、虫垂炎に対する腹腔鏡下による虫垂切除術も行われております。

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 83 1.93 5.24 4.82 61.71
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 36 1.25 12.94 2.78 73.11
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 35 1.49 9.37 25.71 80.11
K0463 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他 29 1.28 3.38 0.00 51.83
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 26 2.12 11.23 46.15 82.85
整形外科では、下腿に対する骨折観血的手術や股関節の人工関節置換術術と大腿骨骨折に対する手術が多く実施されております。
その他、鎖骨等の骨折に対する手術や人工骨頭挿入術も行っております。

心臓血管外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺を使用しないもの) 2吻合以上のもの 15 5.53 20.07 6.67 69.13
K552-21 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺を使用しないもの) 1吻合のもの
K5551 弁置換術 1弁のもの
K5552 弁置換術 2弁のもの
K6082 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)
心臓血管外科では、狭心症に対する冠動脈、大動脈パイパス移植術を行っております。
患者数が10件未満の項目については、「令和 7 年度 病院情報の公表の集計条件」に基づき、ハイフン表示となっております。

泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7811 経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの 20 1.15 3.95 0.00 62.55
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 18 1.50 8.28 11.11 74.72
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 15 0.80 12.00 13.33 70.20
K830 精巣摘出術 12 1.75 5.50 0.00 80.08
K8411 経尿道的前立腺手術 電解質溶液利用のもの 10 1.00 6.90 0.00 75.50
泌尿器科では、尿路結石等に対して行うステント留置術や、レーザーによる尿路結石除去術や膀胱癌に対する経尿道的手術が多く行われております。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる 15 0.35
180010 敗血症 同一 19 0.44
異なる 37 0.86
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一
異なる
DIC(播種性血管内凝固症候群)敗血症等の合併症の発生率を表したものになります。

リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率

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肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
456 414 90.79
肺血栓塞栓症とは肺の血管に血のかたまりが詰まって、突然に呼吸困難や胸痛、 ときには心停止をきたす危険な病気です。 この病気は、長時間飛行機に乗った際に起きることもあり 「エコノミークラス症候群」とも呼ばれます。主な予防対策としては、弾性ストッキングの着用などを行います。

※令和7年度 病院情報の公表の集計条件等について より引用
当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。

血液培養2セット実施率

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血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
1830 1061 57.98
血液培養は、感染の起因菌の特定のために行われます。2セット行う意義としましては、血液採取量が増えることによる血液培養の感度向上と、検出菌が皮膚常在菌によるコンタミネーション(汚染)かどうかを判断することであります。

※令和7年度 病院情報の公表の集計条件等について より引用
当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

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広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
448 391 87.28
菌のタイプによって、効果のある抗菌薬は異なります。効果のある菌の範囲をスペクトルと言い、多くの細菌に対して効果のある抗菌薬を広域スペクトル抗菌薬と言います。これらの薬剤は、特定の細菌が原因であるかどうかが不明な場合や、複数の細菌が関与している可能性がある感染症の治療に使用されます。ただし、耐性菌の発生を防ぐため、抗菌薬を適正に使用することが重要です。そのためには、抗菌薬の使用時に細菌培養を行い、感染の原因となっている細菌を特定することが推奨されています。

※令和7年度 病院情報の公表の集計条件等について より引用
当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。

転倒・転落発生率

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退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生した転倒・転落件数
(分子)
転倒・転落発生率
68390 143 0.21
入院中に発生した歩行中の転棟やベッドから転落について、発生してしまった場合にインシデントレポートとして報告がされます。
※令和7年度 病院情報の公表の集計条件等について より引用
当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。

転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率

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退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生したインシデント
影響度分類レベル3b以上の
転倒・転落の発生件数(分子)
転倒転落によるインシデント影響度
分類レベル3b以上の発生率
インシデント影響度分類レベル3bとは濃厚な処置や治療を要した(バイタルサインの高度変化、人工呼吸器の装着、手術、入院日数の延長、外来患者の入院、骨折など) 状態のことを指します。
発生件数が10件未満の項目については、「令和 7 年度 病院情報の公表の集計条件」に基づき、ハイフン表示となっております。

手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率

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全身麻酔手術で、
予防的抗菌薬投与が実施された
手術件数(分母)
分母のうち、手術開始前
1時間以内に予防的抗菌薬が
投与開始された手術件数(分子)
手術開始前1時間以内の
予防的抗菌薬投与率
354 352 99.44
細菌感染を起こしていないが、手術後の感染をできるだけ防ぐために、抗生物質をあらかじめ投与することを予防的抗菌薬投与といいます。
※令和7年度 病院情報の公表の集計条件等について より引用
当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。

d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率

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退院患者の在院日数の総和もしくは
除外条件に該当する患者を除いた
入院患者延べ数(分母)
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上
の褥瘡)の発生患者数(分子)
d2(真皮までの損傷)以上の
褥瘡発生率
49055 172 0.35
褥瘡とは、寝たきりなどによって、体重で圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤い色味をおびたり、ただれたり、傷ができてしまうことです。一般的に「床ずれ」ともいわれています。
※令和7年度 病院情報の公表の集計条件等について より引用
当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。

65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合

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65歳以上の退院患者数
(分母)
分母のうち、入院後48時間以内に
栄養アセスメントが実施された
患者数(分子)
65歳以上の患者の入院早期の
栄養アセスメント実施割合
3061 75 2.45
栄養アセスメントとは、患者の食事内容の調査や身体計測などを行い、栄養状態を評価して栄養面での問題点を明確化することです。
※令和7年度 病院情報の公表の集計条件等について より引用
当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。

身体的拘束の実施率

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退院患者の在院日数の総和
(分母)
分母のうち、身体的拘束日数の総和
(分子)
身体的拘束の実施率
68390 3174 6.36
身体的拘束は患者様または他の患者様等の生命または身体を保護するための措置として、緊急やむを得えない場合に行うことがあります。
※令和7年度 病院情報の公表の集計条件等について より引用
当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難となります。

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