地域の救急基幹病院としての責務を全うするため、
救急科医師を24時間配置しております
当院では
を24時間体制で診療をしています。
平日昼間における救急センター(ER:救急科)での初期診療は、ER専従医が担当し、初療の後、さらに専門的な治療が必要な場合は各診療科がシームレス(継ぎ目なく)に治療を引き継ぎ高度な治療を提供します。
救急科は、地域に密着した救急医療を推進するために、主に救急外来(以下、ER)の診療業務を担当しています。救急外来では、救急車で来院した患者さま、自力で来院したが徐々に状態が悪化して緊急の対応を必要とする患者さまに対して、迅速に初期診療を行っています。
全ての救急隊からの搬送依頼の連絡は、すべて救急外来で対応することで、「救急隊からの搬送依頼は断らない」を救急科だけにとどまらず、病院全体の目標としています。年間1万台以上の救急車の受入を行っています。
ERでは、迅速に血圧、心拍数、呼吸数、体温、意識状態などバイタルサインを確認しながら、全身の身体診察を行います。その上で、可能性のある疾患やけがについて、それらの有無を確認するために、血液検査、心電図検査、血液ガス分析、超音波検査、レントゲン検査、CT検査、MRI検査などを実施して、総合的に診断します。
診断後は、初期治療を開始しながら、必要に応じて各専門診療科への引継ぎを円滑に行うことで、治療の充実を目指しています。
昨今のより複雑で高度な救急需要に対応するため、一刻を争う脳卒中に対しては脳外科医と連携した超急性期脳卒中救急診療を構築しているほか、外科系緊急手術が必要な場合に備えて、麻酔科、手術室が常にバックアップ体制をとっています。
またCT、MRI、アンギオ装置など最新の医療機器を奉じた放射線科、迅速な診断を旨とする検査科や患者さまの様々なご相談や他施設との医療連携を担当する事務部門などのコメディカル部門も強力なサポート体制をひき、全病院部門をあげて当院の救急医療を支えています。
こうして当院は24時間365日途切れることなく、地域の“信頼され満足される救急医療”を守り続けていきます。