外科

診察のご案内

診察日時

診察時間 午前 9:00~12:00
午後 14:00~17:00
休診日 日曜・祝祭日
年末年始(12月30日~1月3日)

診察場所

診療方針

当院では低浸襲で傷の小さい腹腔鏡手術を導入しています。

われわれ外科は小さな傷の処置、脱腸の手術から、癌の患者さんの手術、そして重症患者さんの全身管理までを、他部門のメディカルスタッフと協力しながら幅広く担当しています。
特に、消化器疾患に関しては、食道、胃、大腸から肝胆膵領域までのすべての領域におきまして大学病院などの施設に負けないハイレベルな治療を提供できると自負しております。

基本的に手術療法は学会で提唱されているガイドラインに従い安全を最優先とした治療をおこなっておりますが、最も大切なことはそれぞれの患者様に詳しい病状説明を行ったうえで十分に話し合い納得いく治療を受けていただくことと考えています。その選択していただく治療方法の一つとして低浸襲で傷の小さい腹腔鏡下手術や化学療法の導入を行っています。

また救急受診の患者様についても、「救急科」および当直医との連携を密にして、24時間体制での対応を心掛けています。

消化器外科

消化器外科とは、食道、胃、大腸などの食べ物が直接通過する器官に加え、実質臓器といわれる、肝臓、胆嚢、膵臓などをおもに治療する科です。

取り扱う疾患は、急激な腹痛に襲われる胆石症、腸閉塞、虫垂炎、腹膜炎などの疾患を多くなっておりますが胃癌、乳癌、肝癌をはじめとする悪性腫瘍の切除や臓器の再建などももちろん対象疾患になります。

当院外科は、外科専門医が直接執刀、もしくは指導的助手として手術を担当いたします。また、同時に小さな創で低侵襲な治療が可能な腹腔鏡下手術も積極的に導入しています。

内視鏡外科(腹腔鏡下手術)

近年、医療技術・機器の進歩により、腹腔鏡というお腹の中を観察するカメラを併用し手術を行うことで、小さな創で安全・細かな手術が出来るようになりました。
そちらに伴い、以前は炎症の無い胆嚢摘出術に限られていた腹腔鏡の手技が、炎症を伴った胆嚢の手術をはじめ、食道・胃・大腸といった消化管の手術にまで応用され、より小さな傷口で体に負担をかけずに手術が出来る様になりました。

対象となる病気と症状

症状から

病気によっては様々な症状であらわれることがありますので、まずお気軽にご相談ください。

例えば

  • 飲み込みにくい
  • お腹にしこりが触れる
  • 便に血が混じる
  • 胸焼けがする
  • 背中が痛い
  • 吐き気がする
  • 足のつけ根(鼠径部)が膨らむ
  • お腹が痛い
  • 最近急にやせた

…など

主に扱う疾患

  • 消化器(食道、胃、大腸、肝臓、胆のう、膵臓)の癌を始めとする、良悪性腫瘍
  • 腸閉塞
  • 胃潰瘍、十二指腸潰瘍
  • 胆石症
  • 鼠径ヘルニア(脱腸)
  • 虫垂炎
  • 乳癌
  • 胆嚢炎
  • 肝胆膵疾患(肝癌、胆道癌、膵癌、膵炎)

外科は、消化管(食道、胃、小腸、大腸、虫垂、肛門)疾患、肝胆膵疾患(胆嚢、肝臓、膵臓などの良性・悪性疾患)、ヘルニア(鼠径、大腿、腹壁、臍など)などの病気に対しておもに手術治療を行う診療科です。

疾患別手術実績

2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
食道癌 0 0 0 2 1
胃癌 28 23 15 18 20
結腸直腸癌 65 52 54 56 51
肝細胞癌 2 0 0 1 2
転移性肝癌 3 1 1 1 0
膵癌 2 2 2 3 3
胆道癌 3 6 5 3 6
乳癌 11 10 12 7 16
その他 1 0 0 0 10
悪性腫瘍合計 115 94 89 91 109
胆道結石 101 95 102 104 170
胆石胆嚢炎 101 92 99 100 143
うち、腹腔鏡下 82 80 87 90 151
総胆管結石 15 7 18 19 34
うち、腹腔鏡下 0 0 0 3 13
うち、ERCP※ 8 13 12 12 20
胆のうポリープ 0 2 1 1 1
その他 1 0 2 0 1
※ERCPとは、内視鏡的逆行性胆管膵管造影の略語です。検査の内容は内視鏡(カメラ)を口から入れて食道・胃を通り十二指腸まで進め、胆管や膵管に直接細いチューブを介して造影剤を注入し、胆嚢や胆管及び膵管の異常を調べ、治療の必要性を判断する検査です。
腹腔鏡下 26 63 53 61 60
開腹 4 4 3 3 4
急性虫垂炎合計 30 67 56 64 64
鼠径ヘルニア 50 33 47 46 71
大腿ヘルニア 2 3 0 2 2
閉鎖孔ヘルニア 1 0 0 2 3
腹壁瘢痕ヘルニア 2 6 3 3 4
臍ヘルニア 2 1 2 1 2
ヘルニア合計 57 43 52 54 82
ヘルニア術式別
TAPP法 36 33 37 38 64
メッシュプラグ法 10 2 9 11 9
その他 11 8 6 5 9
消化管良性 51 53 40 27 35
腸閉塞 30 36 28 13 20
上部消化管穿孔 2 0 3 2 4
下部消化管穿孔 6 5 1 2 2
S状結腸捻転 1 3 1 3 2
乳腺良性 0 0 2 1 0
その他 12 9 7 7 7
総合計 522 506 501 488 674
内視鏡処置
EMR(内視鏡的粘膜切除術)2㎝まで 166 156 115 106 105
ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)2㎝以上 18 12 13 8 5

休診代診

現在、予定されている休診はありません。

担当医表

夜間・休日診療のご案内

診察場所 苑田第二病院
※救急疾患については苑田第一病院での対応になります

急遽、担当医が変わる場合がございますのでご了承ください。 は女性医師です。
(  )内の表記は専門領域です。

午前

長谷川 哲夫

佐藤 順

渡邉 善広

加茂 知久

藤井 雅志

天田 塩

牛久 敬史

担当医師

渡邉 善広

担当医師

(化学療法)

笠倉 雄一

大森 眞澄

黒沼 明子

午後

佐藤 順

佐藤 順

藤井 雅志

天田 塩

佐藤 順

佐藤 順

長谷川 哲夫

大森 眞澄

夜間

外来担当医師

副院長
渡邉 善広 (YOSHIHIRO WATANABE)

[第一病院]外科

専門・得意分野 消化器外科
肝胆膵外科
略歴 日本大学医学部 卒業
資格・所属学会 医学博士
日本外科学会 外科専門医
日本消化器外科学会 消化器外科専門医・指導医・消化器がん治療認定医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
日本肝臓学会 肝臓専門医
日本肝胆膵外科学会高度技能指導医
日本外科学会
日本消化器外科学会
日本肝胆膵外科学会評議員
日本消化器内視鏡学会
日本癌治療学会

外科部長
加茂 知久 (TOMOHISA KAMO)

[第一病院]外科

専門・得意分野 消化器外科
消化器がん化学療法
乳がん
略歴 日本大学医学部 卒業
資格・所属学会 医学博士
日本消化器外科学会 消化器外科専門医 消化器がん外科治療認定医
日本肝臓学会 肝臓専門医・暫定指導医
日本乳癌学会認定医
日本乳がん検診制度管理中央機構 マンモグラフィー読影認定医 乳房超音波 読影認定医
デジタルマンモグラフィーソフトコピー診断講習会終了
日本外科感染症学会 外科周術期感染管理教育医・認定医
ICD精度協議会 インフェクションコントロールドクター
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
臨床研修プログラム責任者養成講習会修了・臨床研修指導医講習修了
緩和ケア研修会修了
がんのリハビリテーション研修終了
日本静脈経腸栄養学会TNT研修会修了
NST医師教育セミナー講習修了
PEG 在宅医療学会、嚥下機能評価研修会修了
日本体育協会公認スポーツドクター

外科医局員
牛久 敬史 (TAKAFUMI USHIKU)

[第一病院]外科

専門・得意分野 消化器外科
消化器がん化学療法
略歴 日本大学医学部 卒業
資格・所属学会 医学博士
東京DMAT隊員
日本救急医学会 認定専門医

黒沼 明子 (AKIKO KURONUMA)

[第一病院]外科

専門・得意分野 消化器外科
略歴 日本大学 卒業
資格・所属学会 日本外科学会 外科専門医
日本消化器外科学会

天田 塩 (EN AMADA)

[第一病院]外科

専門・得意分野 胃・食道・大腸のがん治療
腹腔鏡手術
略歴 慶應義塾大学医学部 卒業
資格・所属学会 医学博士
日本外科学会 外科専門医
日本消化器外科学会 消化器外科専門医
日本消化器外科学会 消化器がん外科治療認定医
日本内視鏡外科学会 技術認定医(胃)
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
日本食道学会 食道科認定医
da Vinci Certificate as a Console Surgeon
米国内視鏡外科学会 FUSE資格取得
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
日本外科学会
日本消化器外科学会
日本内視鏡外科学会
日本消化器内視鏡学会
日本胃癌学会
日本食道学会

顧問
藤井 雅志 (MASASHI FUJII)

[第一病院]外科

専門・得意分野 消化器外科
略歴 日本大学医学部 卒業
その他 認定NPO法人 日本がん臨床試験推進機構 理事長

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